診察・治療・投薬の一部賄う

健康保険
協会けんぽ
都道府県ごと違う料率

 「健康保険」は保険証の提示により診察・治療・投薬にかかる費用の一部が保険で賄われる制度。自己負担3割が最も一般的な割合といえます。
 そもそも、被保険者や被扶養者のケガや病気・出産・死亡等に対し必要な給付を行うのが目的ですが、業務上または通勤上の災害は労災保険が適用となり健康保険は使えません。
 また、業務外の病気や負傷により会社を休んだ場合、傷病手当金の申請により「減額された給与の一部が補填」されることがあります。これは、自営業者などが加入する国民健康保険にはない給付のひとつです。
 健康保険協会(協会けんぽ)、または健康保険組合(主として大企業が加入)が管理監督する健康保険は、料率や給付内容に相違点があります。ここでは協会けんぽについて確認します。
【被保険者証で治療】
▷療養の給付(家族給付あり)…診察・手術・入院などの現物給付
▷入院時食事療養費…入院時に提供される食事の費用
▷入院時生活療養費…入院する65歳以上の者の生活療養費用
▷保険外併用療養費…先進医療や特別療養を受けた場合の給付
▷訪問看護療養費(家族給付あり)…在宅療養を受ける者に対する給付
【立替払いのとき】
▷療養費(家族給付あり)…療養の給付が困難な場合の現物給付
▷高額療養費(家族給付あり)…自己負担額が一定の基準を超えた場合の給付
▷高額介護合算療養費(家族給付あり)
【緊急に移送されたとき】
▷移送費(家族給付あり)…病気やケガで移動が困難な者を移動させた場合の給付
【療養のため休んだとき】
▷傷病手当金…業務外の病気やケガで働くことができなくなった場合の給付
【出産時】
▷出産育児一時金(家族給付あり)…出産したときに支給される一時金
▷出産手当金…産休の際、会社から給与が出ないときに支給される給付
【死亡したとき】
▷埋葬料・費(家族給付あり)…業務外の事由で死亡した場合に支払われる給付
【退職したあと(継続または一定期間の給付)】
▷傷病手当金
▷出産手当金
▷出産育児一時金
埋葬料(費)
協会けんぽの保険料率は都道府県ごとに決められており一様ではありません。制度をよく認識したいものです。24980440_m.jpg出産育児一時金の申請書

東愛知新聞 2023年11月1日掲載

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