法と会社が定めたもの

お休み制度の詳細 その1

今回は、「お休み」制度の詳細について考えます。

【法定休日と法定外休日】

労働基準法には「少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日」を取らなければならないと定めがあります。労働契約のあり方にも関係しますが、基本的に週休1日制を求めているわけです。これを「法定休日」といいます。

「法定外休日」とはこれ以外のお休みのことで、「所定休日」ともいわれます。会社ごとに定められたお休みです。

一般的に普及している週休2日制は「法定休日」と「法定外休日=所定休日」の合せ技なのです。休日出勤手当の割増率が法定休日と法定外休日で異なりますので、労使ともに留意したいものです。(法定休日の休日出勤は×1.35、法定外休日の休日出勤は×1.25

【年次有給休暇】25128-25128-20221215201927-1.png

 ともすれば、正社員だけと勘違いしている向きもありますが、パートタイマーなどにも適用されます。「パートさんは勤務日数も時間も限られているのにおかしい」と思われるかもしれませんが、所定労働日数や勤務時間に応じた付与規定があり公正性を保っています。【上記表(2)参照】(厚生労働省HPより)

所定勤務日数の8割を満たしている正社員の場合、入社6ケ月で10日付与するよう定められており、法的には6年半で20日付与が最大となります。【上記表(1)参照】(厚生労働省HPより)

また、付与日数が10日以上の労働者については年間5日の取得が義務付けられていること、2年で時効となることは押さえておきたいところです。

年次有給休暇は、継続勤務年数と所定労働日数の8割以上出勤を要件として定められています。

                      

次回も、お休み制度の詳細について考えます。

(東愛知新聞 2022年11月23日掲載)

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